フミトキシン

フミトキシンは1957年に米国で開発、登録されたリン化アルミニウム製剤です。穀物や飼料の保管、農産物の輸出入時に世界中で使われています。日本国内では、1985年の農薬登録以来、弊社のロングセラー商品として販売しております。

日本での農薬登録

剤型

適用害虫の範囲及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫名 使用量 くん蒸時間 くん蒸温度 使用方法
穀物類
豆類
飼料
種子
倉庫
コンテナー
サイロ
船舶
コクゾウムシ
ヒラタコクヌストモドキ
マメゾウムシ類 等
第16033号
フミトキシン錠剤では
容積1㎥当り0.5~3錠
第16034号

フミトキシン小球では
容積1㎥当り2~15錠
2~5日間 20℃以上 くん蒸
3~6日間
(2~6日間)
15~20℃
4日間以上
(3日間以上)
15℃以下
コーヒー豆
カカオ豆
2~5日間 20℃以上 くん蒸
ただし、出庫7日前までに
くん蒸を終了すること
3~6日間
(2~6日間)
15~20℃
4日間以上
(3日間以上)
15℃以下
ごま 2~5日間 20℃以上 くん蒸
ただし、出庫5日前までに
くん蒸を終了すること
3~6日間
(2~6日間)
15~20℃
4日間以上
(3日間以上)
15℃以下
なたね 2~5日間 20℃以上 くん蒸
ただし、出庫2日前までに
くん蒸を終了すること
3~6日間
(2~6日間)
15~20℃
4日間以上
(3日間以上)
15℃以下
葉たばこ 倉庫 タバコシバンムシ
チャマダラメイガ
2~5日間 20℃以上 くん蒸
3~6日間
(2~6日間)
15~20℃
4日間以上
(3日間以上)
15℃以下
日本なし 倉庫
コンテナー
ハダニ類 第16033号
フミトキシン錠剤では
容積1㎥当り
容積1㎥当り1.5錠

第16034号
フミトキシン小球では
容積1㎥当り7.5錠
1日間 15~25℃
麦類 サイロ
コンテナー
倉 庫
船 舶
グラナリア
コクゾウムシ
第16033号
フミトキシン錠剤では
容積1㎥当り2~3錠

第16034号
フミトキシン小球では
容積1㎥当り10~15錠
6日間
(5日間)
25℃以上 くん蒸
9日間
(7日間)
20~25℃
20日間
(16日間)
15~20℃ くん蒸
ただし、出庫3日前までに
くん蒸を終了すること
30日間
(24日間)
10~15℃
6日間
(5日間)
25℃以上 くん蒸
とうもろこし
(子実)
9日間
(7日間)
20~25℃
20日間
(16日間)
15~20℃ くん蒸
ただし、出庫5日前までに
くん蒸を終了すること
30日間
(24日間)
10~15℃
6日間
(5日間)
25℃以上 くん蒸
食用ソルガム 9日間
(7日間)
20~25℃
20日間
(16日間)
15~20℃
30日間
(24日間)
10~15℃

括弧内のくん蒸時間は庫外投薬器を用いた場合に限る